平成29年度第1回『心とからだの健康講座』を開催いたしました。

平成29年7月13日(木) 13:40~15:45
広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ) 研修室

心とからだの健康講座① 心とからだの健康講座②

講演:『ストレスとの上手な付き合い方「泣き」「笑い」忘却法』
講師:阪口 癒しの診療所
   院長 阪口 周二 先生

日時:平成29年7月13日(木) 13:40~15:45
場所:広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ) 研修室
福山市御幸町上岩成476-5 電話 084-970-2111
協賛:広島産業保健総合支援センター、岡山産業保健総合支援センター

当協会広報誌BLOOMの『癒しの診療所・阪口院長のメンタル講座』の連載でもおなじみの阪口先生の講演に、184名という多数のかたのご参加がありました。
 参加後のご感想も「とても聞きやすくわかりやすかった。内容が心にストンと落ち、記憶に残る楽しい話だった」「話を聴くだけで気持ちが楽になった」「また聞きたい」とあり、皆さんの心に残る時間となったようです。
 暑い中、たくさんのご参加ありがとうございました。


『心とからだの健康講座』講演要旨

「ストレスとの上手な付き合い方」 サマリー

 生きている以上、ストレスから逃れることはできません。ストレスから逃げようとして家に引きこもったとしても、自分自身から逃げることはできません。自責の念や将来に対する不安が、次第にストレスとなって、あなたを苦しめることになります。
 そこで、ストレスから逃げることはできないという現実を受け止め、逆にストレスと上手に付き合うことに意識を向け、その方法を身につけることが重要です。

 ストレスは対人関係から起こってくることが多いので、ある程度のコミュニケーション能力を身につけることも大切になってきます。まずは外面のテクニック。次に内面のテクニックやとらえ方について考えてみましょう。

 ストレスと上手に付き合うには、自分自身が健康であることも大切です。そのために気をつけるべきこととして、「睡眠」と「リラックス」が重要です。不眠によって引き起こされる状態について再確認しましょう。知らないうちに不眠を引き起こす生活習慣もあります。また、緊張とリラックスのバランスが崩れることが万病の元でもあります。これらが崩れることで、身体的にもいろいろな症状が現れます。その対策として、いくつかのリラックス方法を身につけ、折に触れて行ってみることが大切です。ストレスと仲良くするために心身のメンテナンス方法として、「笑い」と「泣く」というやり方もあります。身近にできる方法として是非取り入れてください。自分の健康度のチェック方法としても使えます。

 ストレス社会について考えるうえで、「うつ病」についての基本的知識を皆さん自身が持っていることも大切です。世の中では、何でもかんでも「うつ病」にされてしまっている傾向がありますが、「うつ病」と「うつ病もどき(非定型うつ病)」などは違います。対応方法も異なり、これを間違ってしまうと逆に悪化させてしまうことになります。
 ストレスを感じることが多いのは、自分自身が仕事や悩みに追い立てられているからでもあります。そこで現実的問題に、どのように対処すれば良いのかも考えてみる必要があります。ちょっとした心がけを、ときどき意識的に実行するだけでも、徐々に現実処理能力は上がっていくものです。

 さらに、悩みというものを、どのように受け止めれば良いのかも大切です。そのために、人間というものについて本質的に考えてみることも必要です(人間観)。男女の傾向性の違いを知ることも、社会生活や家庭生活を改善するために大切です。そしてもっと気持ちを楽にして、前向きに生きてゆきましょう。